原作/あさのあつこ(いえでででんしゃ/新日本出版社刊)
脚色/坂口勉、棚瀬美幸
演出/棚瀬美幸
制作/岡崎久美子
あさのあつこの人気シリーズ「いえでででんしゃ」
第1作目を劇団コーロが舞台化!!
お母さんの勘違いから叱られ家出したさくら子。電車に乗ろうと駅で待っていると迎えに来たのは”いえでででんしゃ”。家出した子だけを乗せて電車は走る。トンネルをぬけ、空を飛び、不思議な旅が始まった。
原作は、児童文学としては異例の1000万部ベストセラーになった『バッテリー』で一躍有名なあさのあつこさん。小学校講師ののち作家デビューしたのは有名です。子供の成長にそった心にピタッとくる言葉選びに人柄が出ているあさのさん。思わず他の本も読みたくなる魅力ある方です。
舞台装置はシンプル
なんとセットは電車のみ!!場面転換もみどころのみどころのひとつです。役者は6名、裏方は4名。「役者たちがどんな動きをしているか」も注目してみたら、舞台が倍以上に楽しめるかも!?
Key Word・キーワードは、子どもの権利条約
すべての人間にひらかれた”世界人権宣言”に次いで、”子どもの権利条約”が生まれたのは30年前のこと。日本で批准されたのは25年前。子どもは親の所有物じゃない!日本では子どもを尊重するということが、おとなの意識にどれだけ根付いているだろうか。
この物語には、『子どもは思っていることを人に聞いてもらう権利がある』こと『子どもが自由に何事も考える権利』があることが隠れています。日々忙しいおとなに、子どもが自分のことを伝えるのは思いの外難しいのが現状です。
子どもは、さまざまな表現方法で自分の想いを伝えてきます。だから、おとなには、”ゆとりと聴く力”が必要。子どもは、『自ら考えて、空想し、おとなに認めてもらい、力を心にためてゆく。その蓄えを原動力に、自ら判断するようになってゆく』のです。
人がたくましく育つには、休む・あそぶ・芸術を楽しむ が欠かせないですね。
乗入券1,500円〔ステージBに所属の方〕
※2歳以下無料。おとなこども同額。
※会員は、チケット代無料。詳しくは、お問合せください。
☆上演時間60分 ☆30分前開場
☆会場情報 JR・西鉄 千早駅より徒歩3分、駐車場あり。
申込は、トップページの問合せより
電話の方は、092-661-3304