みよう!あそぼう! SINCE1966 人が集う場、育つ場をひろげています
◩あそんでいない子どもなんていなかった
「あそびは、おまけの時間・娯楽。」って考えている方は、意外と多いです。そもそも、”あそびが人にもたらす効果”なんて考える人はあまりいなかった。
というのも、たっぷりあそぶ時間もなく成長する子どもなんて、過去にほとんといなかったからなんです。
ところが、近年「子ども時代の喪失」や「子ども時代のはく奪」と言われるほど、生活にゆとりのない子ども達が急増しています。
その結果、こころと脳と身体が少しづつ変化しています。というわけで、徐々にあそびに対する研究が進められ、多分野の学者が注目しているんです。
◩なぜ、あそびはなくならなかったのか
本来、あそびとは熱中して注意深さがなくなるため、自然界で生きていくうえでリスクを伴うものでした。警戒を怠った動物は捕食者に襲われてしまう危険があるからです。
なのに、動物である人類が進化してもなお〔あそび〕が残っているのは、生きるために利点があるからと考えられます。
◩子どもに何を身につけさせたい?
近年、親は子どもの将来を心配し、子どものあそびの時間を削ってもっと系統だった活動をさせたがりがちです。しかし、それは単にコストを先送りしているに過ぎないのです。子どもたちは将来、予測不可能な複雑な世界で、いずれ困難に対応しなければいけなくなります。
「社会的なあそびの経験が豊富な子どもこそ、社会状況に対応できる大人になる可能性が高い」という事実に、今こそ注目したいのです。
子どもにとって最優先となるのは、『好奇心』や『創造性』を伸ばすこと。親ができることは「子どもたちが子どもらしく過ごす環境」を整えることではないでしょうか。
今こそ、”あそびがもたらす効果”に注目していきたいです。
◩あそびがもたらす効果 ほんの一例・・・
ここには、子どもが子どもらしく過ごせる環境、
伸び伸びとした子ども時代があります。
親にとっても、子育てが楽になります。
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